媚薬 a love potion
今日は会社の飲み会だった
ただの飲み会ならいかないんだけど、お世話になった先輩の
送別会も兼ねてたからあたしが入社して一から全部教えてくれたその先輩は
めでたくも寿退社する・・・うらやましい。
あたしだって一応オンナノコだもん。
ケッコンには憧れてるだけど・・・相手があの花沢類だもん
身分の違いや家柄の違いとか、もういろいろ―
取り巻く環境は複雑だし、なにより肝心の当の本人がまるっきり
そんなコト考えて無いだろうし・・・そんな事を考えてるのと、大好きだった先輩が会社をやめちゃう
寂しさと、いろんなコトが重なり、ついつい飲むペースが上がる
―すっかり飲み会が終わる頃には出来上がっちゃてて
最近、花沢類は忙しくてなかなか会えない。
一ヶ月位会ってなくて、一週間ほど声すら聞いてない
行こう・・・!花沢類のマンションに。逢いたいもん
酔った勢いも手伝って、いつもなら考えられない大胆な行動にでる
普段、花沢類と約束がないと絶対にマンションに押し掛けたりしない
付き合ってるけど・・・やっぱり恥ずかしいし
忙しい彼の迷惑になるだろうから
居ないだろうけど、一応オートロックで部屋番号を押してみる
もちろん返事は返ってこない。
ちょっとばかりドキドキしながら、貰ってから一度も使った事のない
合鍵をバッグから取り出す
花沢類のマンションは驚くほどに豪華で、あたしがひとりで居るのは
場違いな感じがして急いでエレベーターに乗り込み
最上階のボタンを押す
部屋の前に着き、深呼吸をして暫く考える
―こんな時間に、勝手に入っていいのかな・・・
でも・・・合鍵を貰ってる訳だし。―えーい。いいや!つくし、度胸よ
酔ってふらつく足と、くるくるまわる頭の中、半分とんでる意識
こんな時だから出来る大胆な行為部屋の中に入って花沢類の帰りを待とうと、取り合えずソファに座って
冷蔵庫に冷やしてあるビールを飲む
もう何本開けたかわからない
ますます酔いがまわって気持ちが高揚してくる
なんだか妙に楽しくなる。ふふふっ 笑いがこみ上げる
へんなテンション
―そのとき、玄関のドアが開き花沢類が入ってきた
花沢類は驚いて声も出ないようだから、あたしが熱烈に出迎える
よたよたと玄関まで走って驚いて突っ立てる花沢類に飛びつく
勢いづいた体はそのまま花沢類を押し倒して上に覆い被さるこんな大胆な自分に驚いてるもうひとりの自分も居る
「あいたかった〜」なんてかわいいコトを言いながらキスをする
なおも驚いている花沢類のネクタイを解きシャツのボタンを外し
以外に逞しい胸に頬を寄せ擦りつける
ぎゅーっと抱きついて、酔った勢いで普段言えないことを
べらべらとまくしたてる「すき〜すき〜だいすき〜
せんぱいがねー、けっこんするんだよーさみしいよ〜
はなざわるいにあえなかったのもさみしかったよ〜
あたしたちけっこんできないのもさみしいよ〜 」ろれつの廻らない口で支離滅裂であろうコトを何度も繰り返す
でも、これがあたしの本音なんだ。
普段は花沢類を困らせたくなくて 「いい子」 のフリをしてるんだ起き上がった花沢類はあたしを優しく抱きおこし、
「寂しい思いさせてゴメン。」
そういって優しくキスをしてくれた
それだけでいい。
あたしのなかで考えてたコトがリセットされて充足されていく一緒に居る時間が長すぎて、だんだんと欲が深くなっている
ただ、ふたりで居るだけでいい。
花沢類の側に居れるだけでいいのに。こうして優しくキスしてくれるだけであたしは幸せになれる
end
■あとがき■
中途半端ですが終わりです。
つづくRがありますが、内容的にはおわりですいったい何が言いたかったのか・・・!?
暫く考えてみる・・・
―そうだ。つくしはお酒を飲んだら大胆になる!
コレを皆さんに知っておいてほしかったんだ!ひそかに考えてるネタに繋がるために・・・
覚えていて下さいね。
酔うと大胆。酔うと大胆。酔ったら何でもオッケイ。あれれ???最後変わっちゃたゾ〜
0574 W.S.R お気に召しましたらポチっとクリックお願いします!