甘い罠 rui
うちの庭の桜が綺麗に咲いていた
・・・牧野に見せてやりたい
なにもないがらんとした部屋の心地いいベッドにごろんと
転がりながらおもう。高等部を卒業して隣りの大学へと進学したからって
急に態度を改めてせっせと学校に通うわけもなくて・・・
結局いつものように寝たい時に寝て、起きたい時に起きる牧野・・・何してるかな。
学校に行かなくても、会えなくてもオレの頭を占めるのは
牧野ばっかりで・・・
笑った顔が見たいから、声が聞きたいから。
あそこに行こうかな・・・なんてついつい気が緩んでしまう
きっと、牧野はあそこでオレを待ってるだろう
「多分行くよ・・・あそこは唯一 学校でのオレの場所だったから
・・・四月になっても行くよ。」
と言う、卒業前のいつだかのオレの言葉を信じて。
あいつはいつになったら自分の気持ちに気付くんだろう・・・
早くオレと同じ位置に来てほしい。
そうおもってオレは罠を仕掛ける・・・
牧野はかならずその罠に落ちるだろう。
ごろんと転がったベッドから立ち上がり、窓の外を見る
綺麗に咲いた桜が風に吹かれて花吹雪を散らせているつまんない・・・
牧野に会えないだけで、声が聞けないだけで
こんなにも心が苦しい。牧野。
お願いだから、オレの仕掛けた罠にすこしでも早く落ちて・・・
あんたが居ないとオレの世界は真っ暗なままなんだ
はやくオレの世界に明かりをちょうだい・・・
もう少し、後もう少ししたらあそこに行こう
罠に掛かった獲物を捕まえに・・・
end
■あとがき■
あとがきと言う名のいい訳の場です・・・わかっておりますとも。
今回のルイルイ・・・若干、危ない人になってしまいました
ゴメンなさい・・・つくしスキーのきもちが強すぎてすこしおかしくなって
しまったんでしょうか?
・・・あっ!ワタシが書いてたんでしたっけ??そうでした〜??最近記憶がヨク飛んじゃうんですよね・・・
何はともあれ二人に幸せになってほしい気持ちにウソはございませんので!!
お許しください
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