りなサマ  151515hit キリリク 番外編

 

 

 

 

 

道明寺と別れて ズタズタに傷ついた

ボロボロになったあたしを 

優しく包むように 時間をかけて癒してくれて

いつも見守るように支えてくれた 

 

 

花沢類

 

 

気がつけば隣りに居るのが当たり前で

気がつけばあなたに恋をしていた

 

 

 

 

 

あたしと花沢類と未来の予想図

 

 

 

 

 

あたしと花沢類が付き合うようになるには

そんなに時間もココロの準備もいらなかった

 

 

いつも当たり前のように隣りに居てくれたから

いつも隣を見ればあなたの変わらない笑顔があったから

 

 

あたしがあなたへの想いに気が付いて

あなたを避け出して

 

あなたがあたしの気持ちに気が付いて

あたしを抱きしめた

 

 

そして

 

 

あたしはあなたの彼女に

あなたはあたしの彼氏に

友達から昇格した

 

 

 

それからのあたしたち何をするのもふたり

どこでもふたり同じ時を過ごした

 

 

 

春は ふたりで美しく咲き誇る桜を見て

夏は ふたりで大きく伸びる入道雲を見て

秋は ふたりで真っ赤に染まった紅葉を見て

冬は ふたりで辺りに広がる雪景色を見て

 

 

 

いつも隣りには変わらないあなたの笑顔があった

何度も同じ季節をふたりで迎えた

 

 

 

そして 温かい春の日

あたしは花沢類に全てを捧げた

 

 

 

あたしの全てを知って欲しかったから

あたしの全部をあなたにあげたかった

 

 

 

壁の薄いあたしのアパートで

溢れ出るあなたへの気持ちを押さえきれずに

帰りかけた あなたのシャツの裾を引っ張って

どうしても・・・と、あなたに抱きついた

 

 

初めての体験に無我夢中であなたにしがみついていた

溢れ出した欲望を 狭いベッドで貪りあったあたしたち

 

 

ひとつになった後 胸いっぱいに広がる幸せな気持ちの中

流れていた”ドリカムの未来予想図U”

 

 

 

ふたりで見つめあいながら どちらからともなく

コツンとオデコをぶつけて 

アイシテル・・・って囁きあった

 

 

 

 

あたしたちが付き合い始めて間もない頃

ふたりでカフェでお茶してる時に掛かってた思い出の曲

 

あたしのすごく好きな曲

 

さりげなく永遠の愛を誓うみたいで

待ち受ける未来が輝いているみたいで

 

 

 

あたしの憧れだったのかもしれない

生活のレベルが違うあたしと花沢類の

未来予想図は完成する事なく

きっと終焉を迎えるだろうから

 

 

 

あたしはこの曲がすごく羨ましかった

ずっとずっと一緒に居れる主人公達が

かわらない思いで過ごしていける主人公達が

 

 

あたしと花沢類のミブンの違いに目を瞑って

限られた時間でも夢を見て居たかった

夢でも未来予想図を描いていたかった

 

 

 

そして 限りある付き合いなら

この曲の主人公みたいに素直になろうって思って

勇気を出して アイシテルのサインを花沢類に伝えた

 

 

 

あの時の うっすらと頬を赤く染めた花沢類の顔が

今もあたしの脳裏にくっきりと焼きついている

 

 

 

 

あれから何年経ったのだろう

どれくらい同じ時間過ごしたのだろう

 

 

 

 

花沢類が大学を卒業して3度目の春

「オレも偉くなったから・・・」なんて

唐突に小さなビロードの箱を渡された

 

 

そっと蓋を開けると 光り輝く大きなプリズムがちらばる

始めて見る程の大っきなダイヤモンドの指輪

 

 

固まってるあたしの左手を取り

薬指に優しくキスを落とし スッと嵌められた指輪

 

 

涙で花沢類が滲んで

胸から甘い幸せが溢れて零れ落ちる

 

 

 

思い描く事を躊躇っていた 未来予想図を

諦めていた あなたとの未来予想図を

 

 

叶える事が出来るなんて

共に歩き続ける事が出来るなんて

 

 

さりげなく過ぎていく毎日にもあなたが隣りに居てくれる

ずっとずっと変わらない想いで居てもいいの?

 

 

 

 

あたしと花沢類の未来予想図は

思ったとおりに叶えられていくんだね

 

 

 

幸せすぎて 信じられなくて 

何度も左手の薬指に輝く指輪を

高く上げて太陽の光に当て 

真っ直ぐに見つめてると幸せで胸がいっぱいになった

隣りで笑ってるあなたが愛しくて涙が零れそうだった

 

 

 

 

 

 

 

 

海が見える 丘の上の 小さな教会

 

 

 

 

 

あたしの希望通りに叶えられた

身内と友達だけの小さな結婚式

 

 

 

 

 

あたしの隣りには緊張でガチガチのパパ

 

 

そして

 

 

重厚な扉の向うには バージンロード

その先に待ってくれている

 

 

 

あたしの王子様

 

 

愛しの花沢類

 

 

 

 

ね、花沢類

これからも ずっとずっと あたしの隣りに居てね

 

 

同じ様に過ぎていく毎日も

あなたが居るだけで 眩しいほどに光り輝くから

 

 

あたしと花沢類の未来の予想図

その先に続くのも 永遠に 光り輝いてる

 

 

 

 

 

 

 

重厚な扉が 両側から バーンっと開けられて

パイプオルガンから流れる賛美歌がココロに響く

 

 

 

真っ直ぐ続く バージンロードの先に

ステンドグラスから七色に輝く光を浴びた

本物の天使のような王子様がにっこりと微笑んでる

 

 

 

あたしはあなたに向って

未来へ足を一歩踏み出した

 

 

end

類 視点 「 オレと牧野と未来の予想図 」

読んじゃう???

 

 

0574 W.S.R 
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参照 : Dreams Come True 未来予想図U

 

 

 

 

 

 

 

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